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タッフブログ

2026.03.03

AIを活用する中で、CSSが思い出しづらくなった話 ー効率と学びを両立するためにー

「ちょっと直したいだけ」なのに手が止まる

最近、AIにコーディングを任せる時間が増えました。速いし、下書きも実装案もすぐ出る。正直、かなり助かっています。

でもその一方で、
「ボタンの余白を少し詰めたい」
「見出しの行間を整えたい」
そんな小さな修正で手が止まることが増えました。
「これ、gapだっけ? marginだっけ?」と、前なら自然に出ていたCSSが出てこない。

 

原因は、AIの提案を「理解せず採用」すること

これは、AIが悪いという話ではありません。
問題は、提案の理由を確認しないまま採用する使い方です。

この使い方が続くと、私はコードを「書く」より「選ぶ」側に寄り、必要なプロパティを自力で思い出して書く場面で手が止まりやすくなります。
この感覚は、漢字でいえば、普段はなんとなく見て読めていても、いざ自分で書こうとすると書けない、あの状態に近いです。
AIの提案も同じで、考えずに採用するだけでは、理解が積み上がらず、必要な場面で自分の手が止まりやすくなるのではないでしょうか。

 

それでも、AIは使うべきだと思う

AIに任せるのは、やはり効率的です。
作業速度は上がるし、待ち時間で別タスクも進む。フロントエンドの実務では特に効きます。

ただし、効率化を優先しすぎて「考える・理解する」を省くと、最終的に困るのは自分です。
AIの提案を採用するかどうかを決めるのは、最後は人間だからです。

 

これから意識したいこと:AIと「並走」する

だからこそ、速さを活かしながら理解を深めるために、次の3つを意識しています。
まず、AIに投げる前に、10秒でもいいので「自分ならどう直すか」を考える。
次に、AIが出したコードはコピペで終わらせず、「なぜこの指定なのか」を説明できる状態にする。
そして、AIの情報だけでなく、Webの仕様やUI実装まわりの最新知識も取りに行く。
この3つは、AIの提案をなんとなく採用してしまう流れを防ぎ、最終判断する力を保つためです。
 

おわりに

AI支援開発において、エンジニアには「選ぶ力」と「説明する力」が必要になります。
それは、日々の「考える・理解する」という過程を経て磨かれていく力だと思います。

これからは、速さを重視しながらも、理解を深められる使い方を心がけます