Column
ホームページを作るとき、多くのお客様が最初に悩まれるのが、
「何を載せればいいのか分からない」
「会社案内はあるけど、ホームページ用にどう整理すればいいのか分からない」
「とりあえず事業内容と会社概要があればいいのでは?」
という点です。
もちろん、会社概要や事業内容は大切です。
ただし、ホームページを見る人は、会社案内パンフレットを読むような感覚で、最初から最後まで丁寧に見てくれるとは限りません。
むしろ、
「この会社は何をしてくれるのか」
「自分の悩みに合っているのか」
「安心して相談できそうか」
「他社と何が違うのか」
を、短い時間で判断しようとしています。
そのため、ホームページでは「会社が言いたいこと」だけでなく、「見る人が知りたいこと」を意識して情報を整理することが大切です。
いろいろ吹っ飛ばして、とりあえず「サーフボードの考え」を見てみる▼

ホームページで伝えるべきことは、大きく分けると次のような内容です。
単に「事業内容を並べる」のではなく、見た人が判断しやすいように整理することが重要です。
たとえば、製造業のホームページであれば、
「金属加工をしています」だけではなく、
といった情報があると、問い合わせを検討している人にとって分かりやすくなります。
採用目的のホームページであれば、
「社員募集しています」だけではなく、
といった情報があることで、応募する側の不安を減らすことができます。

ホームページの役割は、単に情報を掲載することではありません。
見た人に「この会社に相談してみよう」「この会社なら安心できそう」と思ってもらうことが大切です。
そのためには、会社側の説明だけでなく、見る人の立場に立った情報設計が必要になります。
たとえば、初めて会社を知った人は、次のようなことを気にしています。
こうした不安や疑問に対して、ホームページ上であらかじめ答えておくことで、問い合わせにつながりやすくなります。
逆に、情報が少なすぎるホームページでは、見る人が判断できません。
「何をしている会社なのか分かりにくい」
「実績が見えないので不安」
「問い合わせる前にもう少し知りたい」
と思われてしまうと、せっかくホームページを見てもらっても、問い合わせ前に離脱されてしまう可能性があります。

ホームページの内容を考えるときによくある失敗が、「会社側が伝えたいこと」だけで構成してしまうことです。
たとえば、次のようなケースです。
会社の沿革や代表挨拶はしっかり書かれているのに、肝心のサービス内容が少ないケースです。
会社の歴史は信頼感につながる大切な情報ですが、見る人がまず知りたいのは、
「自分に何をしてくれる会社なのか」です。
サービス内容や対応範囲が分かりにくいと、問い合わせの候補から外れてしまうことがあります。
業界内では当たり前の言葉でも、ホームページを見る人にとっては分かりにくい場合があります。
特に、BtoBのサービスや専門性の高い業種では、技術的な説明だけになってしまいがちです。
もちろん専門性を伝えることは大切ですが、初めて見る人にも分かるように、やさしい説明や具体例を入れることが重要です。
「高品質」「丁寧な対応」「安心のサポート」といった言葉はよく使われます。
ただ、それだけでは他社との違いが伝わりにくくなります。
大切なのは、その言葉の裏側にある具体的な理由です。
たとえば、
といった具体的な情報を加えることで、説得力が増します。
実績や事例は、見る人にとって非常に重要な判断材料です。
「どんな仕事をしてきたのか」
「自分と似たケースに対応したことがあるのか」
「どのくらいの規模まで対応できるのか」
を確認したい人は多いです。
掲載できる範囲で、導入事例・制作実績・施工実績・取引業種・対応エリアなどを整理しておくと、信頼感につながります。
ホームページを見て興味を持っても、
「問い合わせた後にどうなるのか」が分からないと、不安に感じる人もいます。
特に、見積りや相談が必要なサービスでは、依頼の流れを載せておくと安心です。
例:
このように流れが見えるだけで、相談のハードルは下がります。

ホームページに載せる内容を考えるときは、「誰に向けて、何を伝えるのか」を整理することが大切です。
まずは、ホームページを見てほしい相手を明確にします。
たとえば、
など、ホームページを見る人はさまざまです。
すべての人に向けて書こうとすると、内容がぼやけてしまいます。
「一番見てほしい人は誰か」
「その人は何を知りたいのか」
を考えることで、必要な情報が見えてきます。
次に、見る人がどんな目的でホームページに来るのかを考えます。
たとえば、サービスを探している人であれば、
を知りたいはずです。
採用希望者であれば、
を知りたいかもしれません。
このように、見る人の立場から逆算して情報を整理すると、伝わりやすいホームページになります。
ホームページでは、自社の強みを伝えることも大切です。
ただし、「強み」を考えるときは、立派な言葉にする必要はありません。
たとえば、
こうした内容も、十分に強みになります。
大切なのは、「自社では当たり前」と思っていることの中に、お客様にとっての価値がないかを見つけることです。
ホームページの文章は、抽象的な表現だけだと伝わりにくくなります。
たとえば、
「柔軟に対応します」と書くよりも、「小ロットのご相談や、図面が固まっていない段階でのご相談にも対応しています」
と書いた方が、見る人はイメージしやすくなります。
「サポート体制が充実しています」と書くよりも、「公開後の修正や更新作業も、月々の保守契約で継続的に対応しています」
と書いた方が、具体的です。
また数字は脳に残りやすく、分かりやすいという特徴がありますので具体例にいれると最適です。
たとえば、
「大きなものが得意です」 → 「3m×3mの加工が得意です」
「毎年多くのお客様が来園されます」 → 「毎年800人の人が来園されます」
このように、できるだけ実際の対応内容や相談例を入れると、伝わりやすくなります。
どれだけ内容が良くても、問い合わせ方法が分かりにくいと機会を逃してしまいます。
各ページの最後には、
など、次に取ってほしい行動を分かりやすく配置することが大切です。
また、「お気軽にお問い合わせください」だけでなく、
「まだ内容が固まっていない段階でもご相談いただけます」
「概算見積りのご相談も可能です」
「現在のホームページを見ながら改善点をご提案できます」
といった一言があると、問い合わせの心理的なハードルを下げられます。

近年は、インターネットで調べれば、ほとんどの情報が手に入る時代になりました。
商品やサービスを探すときも、一社だけをじっくり見るのではなく、複数のホームページを短時間で比較し、その中から依頼先を選ぶ方が増えています。
だからこそ、ホームページでは事業内容を詳しく紹介することも大切ですが、それ以上に、
「結局、この会社は何ができるの?」
「何が得意なの?」
ということが、一目で伝わることが重要だと考えています。
また、一昔前は「詳しくはお問い合わせください」「実際に来ていただければ分かります」という考え方もありました。
しかし今は、ホームページだけで会社を判断されることが少なくありません。
そのため、私たちは情報はできるだけ公開したほうが良いと考えています。
例えば、同じ仕事ができる会社でも、
と、情報が充実しているだけで、見る人に与える安心感は大きく変わります。
逆に、
「ホームページに書いていないから対応していないのかな。」
「こちらの会社は詳しく書いてあるから安心できそう。」
と判断され、そのまま他社へ問い合わせてしまうことも少なくありません。
もちろん、お問い合わせで聞いていただければ伝えられることもあります。
しかし実際には、多くの方はホームページの情報だけを見て判断し、そのまま問い合わせ先を決めています。
だからこそ、サーフボードでは、
「こんな細かいことまで載せてもいいのかな?」
と思うような内容でも、ホームページに掲載することをおすすめしています。
お客様にとって当たり前だと思っていることが、初めてホームページを見る方にとっては安心材料になり、「この会社にお願いしてみよう」というきっかけになることも少なくありません。
ホームページは会社の情報を並べる場所ではなく、お客様が安心して次の一歩を踏み出せるようにするための、大切な情報発信の場だと私たちは考えています。
株式会社サーフボードは、福井で最も歴史のあるホームページ制作会社です。
1996年創業以来、ホームページ制作を一筋に800社以上のホームページやWEBシステムの構築をしてまいりました。
ホームページ制作でお困りのことやご相談がございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。