• Top
  • コラム
  • 好きなデザインを制作会社に伝えるコツ

Column

ラム

好きなデザインを制作会社に伝えるコツ

はじめに

ホームページ制作の打ち合わせで、意外と悩みやすいのが「デザインの好みをどう伝えるか」です。

「かっこいい感じにしたい」
「今っぽくしたい」
「シンプルで見やすくしたい」
「おしゃれな雰囲気がいい」

このように言葉で伝えることはできますが、実はこれだけでは、制作会社側とイメージがずれてしまうことがあります。

たとえば、同じ「シンプル」でも、人によって思い浮かべるものは違います。
余白が多くて落ち着いたデザインをイメージする人もいれば、文字数が少なくて写真を大きく使ったデザインをイメージする人もいます。

ホームページのデザインをスムーズに進めるためには、「好き」「嫌い」を感覚だけで伝えるのではなく、制作会社が理解しやすい形で共有することが大切です。

この記事では、好きなデザインを制作会社に伝えるときのコツを、実務目線でわかりやすく整理します。

 

いろいろ吹っ飛ばして、とりあえず「サーフボードの考え」を見てみる▼

 

好きなデザインを伝えるとは?

好きなデザインを伝えるというのは、単に「このサイトみたいにしてください」と依頼することではありません。

大切なのは、

「どの部分が好きなのか」
「なぜその雰囲気がよいと思ったのか」
「自社のホームページに取り入れたい要素はどこなのか」

を整理して伝えることです。

たとえば、参考サイトを見せる場合でも、以下のように分けて考えると伝わりやすくなります。

      • 色使いが好き
      • 写真の見せ方が好き
      • 余白があって見やすい
      • トップページの第一印象がよい
      • ボタンやメニューがわかりやすい
      • 高級感がある
      • 親しみやすい
      • 採用向けとして雰囲気が合いそう
      • スマホで見たときに読みやすい

「このサイトが好きです」だけではなく、「このサイトのここが好きです」と伝えることで、制作会社側も方向性をつかみやすくなります。

 

なぜ大切なの?

ホームページのデザインは、見た目の好みだけで決まるものではありません。

会社の雰囲気、事業内容、ターゲット、伝えたい強み、見てもらいたい相手によって、合うデザインは変わります。

たとえば、同じ製造業のホームページでも、

      • 技術力をしっかり見せたい会社
      • 採用に力を入れたい会社
      • 地域密着の安心感を出したい会社
      • 大手企業との取引実績を見せたい会社
      • 若い人にも興味を持ってもらいたい会社

では、デザインの方向性が変わります。

好きなデザインを共有することは、制作会社に「見た目の好み」を伝えるだけでなく、自社がどんな印象を持たれたいのかを考えるきっかけにもなります。

また、最初にイメージを共有できていると、デザイン案が出てきたときに、

「思っていた雰囲気と違う」
「もっと明るい感じがよかった」
「かっこいいけど、自社には少し合わない」

といったズレを減らしやすくなります。

デザインのやり直しが増えると、制作期間も長くなり、確認する側の負担も増えてしまいます。
だからこそ、制作前の段階でイメージを整理しておくことが大切です。

 

よくある悩み・失敗

「おしゃれにしたい」だけでは伝わりにくい

「おしゃれ」という言葉は便利ですが、人によって受け取り方が大きく違います。

シンプルで洗練されたデザインをおしゃれと感じる人もいれば、動きがあって華やかなデザインをおしゃれと感じる人もいます。

そのため、「おしゃれにしたい」と伝えるだけでは、制作会社が具体的な方向性を判断しにくくなります。

 

参考サイトを1つだけ見せてしまう

参考サイトが1つだけだと、そのサイト全体を真似してほしいのか、一部分だけを参考にしてほしいのかがわかりにくくなります。

また、業種や規模が違うサイトをそのまま参考にすると、自社には合わない方向になることもあります。

参考サイトはできれば複数用意し、それぞれ「どこがよいと思ったのか」を伝えるのがおすすめです。

 

好きなサイトと自社に合うサイトが違う

個人的に好きなデザインと、自社のホームページに合うデザインは必ずしも同じではありません。

たとえば、アニメーションが多くてかっこいいサイトに魅力を感じても、自社のお客様が高齢の方や法人担当者中心であれば、落ち着きや読みやすさを優先したほうがよい場合もあります。

好きなデザインは大切ですが、「誰に見てもらうホームページなのか」と合わせて考えることが重要です。

 

スマホでの見え方を確認していない

参考サイトをパソコンだけで見ていると、スマホで見たときの印象を見落としがちです。

今はスマホでホームページを見る人も多いため、スマホで見たときに読みやすいか、ボタンが押しやすいか、写真や文字のバランスがよいかも大切です。

参考サイトを共有するときは、パソコンだけでなくスマホ表示も確認しておくと、より実用的な相談ができます。

 

考えるときのポイント

1. 参考サイトは3〜5件ほど用意する

参考サイトは、1件だけよりも複数あるほうが、制作会社は好みの傾向をつかみやすくなります。

たとえば、

      • 色使いが好きなサイト
      • 写真の見せ方が好きなサイト
      • 採用ページの雰囲気がよいサイト
      • メニューやボタンが使いやすいサイト
      • トップページの第一印象がよいサイト

というように、目的別に集めても問題ありません。

すべてが理想に近いサイトでなくても大丈夫です。
「この部分だけ参考にしたい」という伝え方でも十分です。

 

2. 「好きな理由」を一言添える

参考サイトを送るときは、URLだけではなく、一言コメントを添えると伝わりやすくなります。

たとえば、次のような伝え方です。

      • トップページの写真が大きく、会社の雰囲気が伝わりやすい
      • 色が落ち着いていて、信頼感がある
      • 文字が読みやすく、情報が整理されている
      • 採用ページが明るく、若い人に見てもらいやすそう
      • ボタンがわかりやすく、問い合わせにつながりやすそう
      • 余白が多く、すっきりして見える

このように理由を添えるだけで、制作会社は「どの要素を参考にすればよいか」を判断しやすくなります。

 

3. 好きではないデザインも共有する

好きなデザインだけでなく、「これは少し違う」と感じるデザインも共有できると、方向性のズレを防ぎやすくなります。

たとえば、

      • 派手すぎるデザインは避けたい
      • 暗すぎる雰囲気にはしたくない
      • 文字が小さすぎるサイトは避けたい
      • アニメーションが多すぎるものは苦手
      • 高級感よりも親しみやすさを出したい
      • 若者向けすぎる雰囲気にはしたくない

といった内容です。

「好きではない方向」を共有することも、デザインの精度を上げるうえで役立ちます。

 

4. 色や雰囲気の希望を整理する

会社のロゴやパンフレット、名刺などに使っている色がある場合は、それも大切な情報です。

ホームページだけがまったく違う雰囲気になると、会社全体の印象がバラバラに見えてしまうことがあります。

以下のような情報があると、制作会社はデザインを考えやすくなります。

      • 会社のロゴデータ
      • 名刺やパンフレットのデザイン
      • 会社案内
      • 商品カタログ
      • 既存サイトの色味
      • 使いたい写真
      • 避けたい色
      • 競合他社のサイト

すでに会社として使っているデザイン資産がある場合は、ホームページにも活かせる可能性があります。

 

5. 「見た目」だけでなく「使いやすさ」も見る

デザインを考えるときは、見た目のかっこよさだけでなく、使いやすさも大切です。

特に、会社のホームページでは、見た人が必要な情報にたどり着けることが重要です。

以下のような視点で参考サイトを見ると、より具体的に伝えられます。

      • メニューがわかりやすいか
      • 問い合わせボタンが見つけやすいか
      • スマホで読みやすいか
      • 写真と文章のバランスがよいか
      • 会社の強みがすぐに伝わるか
      • 採用情報や事業内容が探しやすいか

「かっこいいけれど使いにくいサイト」よりも、「見やすくて伝わるサイト」のほうが、会社のホームページとして成果につながりやすくなります。

 

🌊🌊🌊🏄🌊🌊🌊

 

サーフボードとしての考え方

好きなデザインを制作会社に伝えるときは、参考になるホームページを3~5つほど用意し、「どこが好きなのか」まで具体的に伝えるのがおすすめです。

たとえば、「全体の雰囲気が好き」「写真の見せ方が好き」「明るい印象にしたい」「このボタンの見せ方が分かりやすい」など、気になった部分を伝えていただけると、デザインのイメージを共有しやすくなります。

反対に、「こういう雰囲気は避けたい」といった意見も、方向性を決めるうえで大切な情報です。

ただし、サーフボードでは、参考サイトをそのまま真似してデザインすることはありません。

弊社がホームページで特に大切にしているのは、見た人をどこへ誘導するかという導線です。

きれいなホームページが、必ずしも使いやすいホームページとは限りません。

「必ず見てほしい情報はどこか」「次にどのページを見てほしいのか」「問い合わせや採用応募など、どのボタンを押してほしいのか」を考え、あえて文字や写真を大きくしたり、ボタンを目立たせたりと、デザインにメリハリをつけることもあります。

参考サイトやお客様の好みを確認しながらも、誰に見てもらうホームページなのか、何を伝えたいのか、その先にどのような行動をしてほしいのかまで考えてデザインすることを大切にしています。

 

 


関連コラム


株式会社サーフボードは、福井で最も歴史のあるホームページ制作会社です。
1996年創業以来、ホームページ制作を一筋に800社以上のホームページやWEBシステムの構築をしてまいりました。

ホームページ制作でお困りのことやご相談がございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。