Column
ホームページ制作を進めるときに、よく聞かれるのが「参考サイトはありますか?」という質問です。
ただ、いざ聞かれると、
「何を基準に選べばいいのかわからない」
「好きなデザインのサイトを送ればいいの?」
「同業他社のサイトだけ見ればいいの?」
と迷ってしまう方も多いと思います。
参考サイトは、単に「見た目が好きなサイト」を集めるためのものではありません。
制作会社に、自社が目指したい方向性や、必要な機能、伝え方のイメージを共有するための大切な材料です。
この記事では、ホームページ制作を依頼するときに、参考サイトをどう選べばよいかをわかりやすく整理します。
いろいろ吹っ飛ばして、とりあえず「サーフボードの考え」を見てみる▼

参考サイトとは、ホームページ制作の打ち合わせで、自社サイトの方向性を共有するために使う他社サイトや既存サイトのことです。
たとえば、次のような視点で参考になります。
「このサイトと同じものを作る」という意味ではなく、
「この部分の考え方がよい」「この見せ方は自社にも合いそう」といった参考材料として使います。
そのため、参考サイトは1つだけでなく、複数あっても問題ありません。

参考サイトがあると、制作会社との認識のズレを減らすことができます。
たとえば、「シンプルなデザインがいい」と言っても、人によってイメージは違います。
ある人にとっては、白を基調にした余白の多いデザインかもしれません。
別の人にとっては、情報量を絞ったコンパクトなサイトかもしれません。
言葉だけでは伝わりにくいイメージも、実際のサイトを見ながら話すことで共有しやすくなります。
また、参考サイトを見ることで、自社に必要なページや機能に気づくこともあります。
「この会社は導入事例を載せている」
「採用ページで社員インタビューを使っている」
「お問い合わせ前に料金の目安を見せている」
といった発見があり、自社サイトの内容を考えるきっかけになります。

参考サイト選びでよくあるのが、「デザインの好み」だけで選んでしまうケースです。
もちろん、見た目の好みも大切です。
ただし、見た目だけで選ぶと、自社の目的に合わないサイトを参考にしてしまうことがあります。
たとえば、写真が大きくておしゃれなサイトを参考にしたとしても、自社で同じような写真素材を用意できなければ、仕上がりの印象は大きく変わります。
また、業種や事業規模が違いすぎるサイトを参考にすると、必要な情報量やページ構成が合わないこともあります。
よくある失敗としては、次のようなものがあります。
特に注意したいのは、「このサイトみたいにしたい」とだけ伝えることです。
制作会社としては、どの部分を参考にしたいのかが分からないと、
デザインなのか、構成なのか、動きなのか、文章の雰囲気なのか判断しづらくなります。
参考サイトを選ぶときは、いくつかの視点に分けて考えると整理しやすくなります。

まずは、同じ業種・近い業種のホームページを見てみるのがおすすめです。
同業他社のサイトを見ることで、業界内でよく使われているページ構成や、必要な情報が見えてきます。
たとえば、製造業であれば、次のような情報がよく掲載されています。
建設業であれば、施工実績や対応エリア、保有資格などが重要になることもあります。
同業他社のサイトは、「自社に必要な情報を洗い出す」ための参考になります。
ただし、同業他社のサイトをそのまま真似する必要はありません。
あくまで、自社として何を伝えるべきかを考える材料として見ることが大切です。
デザインの好みを伝えるための参考サイトもあると便利です。
たとえば、次のような雰囲気です。
このとき、必ずしも同業のサイトでなくても構いません。
デザインの雰囲気だけを伝えたい場合は、異業種のサイトでも参考になります。
ただし、「どこが好きなのか」を一緒に伝えることが大切です。
たとえば、
といった形で伝えると、制作会社も意図をくみ取りやすくなります。
参考サイトは、デザインだけでなく、機能や導線の参考にもなります。
たとえば、
などです。
「このフォームの流れが分かりやすい」
「この事例紹介の見せ方は参考になる」
「この採用ページの導線は使いやすい」
というように、使い勝手の面でも参考サイトを探してみるとよいでしょう。
特に、ホームページからお問い合わせや採用応募を増やしたい場合は、
見た目だけでなく、ユーザーがどのように行動するかを見ることが大切です。
参考サイトを見るときは、「自社で同じように再現できるか」も考えておくとよいです。
たとえば、大きな写真を使ったサイトを参考にする場合、
自社でも魅力的な写真を用意できるかどうかが重要になります。
写真が少ない場合や、古い写真しかない場合は、同じようなデザインにしても印象が弱くなることがあります。
また、社員インタビューや事例紹介を多く掲載しているサイトを参考にする場合は、
原稿作成や取材の協力が必要になることもあります。
参考サイトを選ぶときには、次のような点も確認しておくと安心です。
理想のサイトを考えることは大切ですが、
実際に公開・運用していける内容にすることも同じくらい大切です。
参考サイトを選ぶときは、必ずスマートフォンでも確認することをおすすめします。
今は、ホームページをスマートフォンで見る人が多くなっています。
パソコンで見たときはきれいでも、スマートフォンでは見づらいサイトもあります。
確認するときは、次のような点を見てみましょう。
特に、BtoC向けのサービスや採用サイトでは、スマートフォンでの見やすさがとても重要です。
BtoBの企業サイトでも、担当者が移動中やスマートフォンで確認することはあります。
そのため、スマートフォンでの見え方は必ず意識しておきたいポイントです。

参考サイトを選ぶときは、「このサイトをそのまま真似したい」という視点だけで探してはいけません。
参考サイトを探すときは、デザインだけでなく、掲載内容や構成、機能、導線など、参考にしたい部分を分けて考えると選びやすくなります。
たとえば、「色味やフォントなどの雰囲気」「写真や図の見せ方」「お問い合わせまでの誘導や導線」「掲載内容のボリューム」など、それぞれの視点でいくつか参考サイトを選ぶと、制作会社にもイメージがより具体的に伝わります。
まずは、同業他社のホームページを見てみるのがおすすめです。
どのような情報を掲載しているのか、サービスや実績をどのように見せているのかを見ることで、自社のホームページに必要な内容を考える参考になります。
一方で、デザインについては同業他社だけに絞る必要はありません。
業種が違っていても、雰囲気や写真の見せ方、導線など、参考になるサイトはたくさんあります。
また、自社のホームページに置き換えて考えたときに、参考サイトと同じような写真を用意できるか、同じくらいの文章や情報量を準備できるかという視点も大切です。
っと、いろいろ書いてきましたが、難しく考える必要はありません。
「なんとなく好き」というサイトでも十分です。
いくつか共有していただき、その中から「どこが良いのか」を一緒に整理していくことで、ホームページの方向性が見えやすくなります。
サーフボードでは、参考サイトをそのまま再現するのではなく、自社の強みや用意できる素材、見る人、ホームページの目的に合わせて、自社に合った形へ置き換えていくことを大切にしています。
株式会社サーフボードは、福井で最も歴史のあるホームページ制作会社です。
1996年創業以来、ホームページ制作を一筋に800社以上のホームページやWEBシステムの構築をしてまいりました。
ホームページ制作でお困りのことやご相談がございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。