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ホームページを作るときに、「制作費」とあわせて確認しておきたいのが「維持費」です。
「ホームページは一度作れば、あとは無料で置いておけるのでは?」と思われることもありますが、実際には公開後もさまざまな費用が発生します。
たとえば、サーバー代、ドメイン代、SSL、保守管理、更新作業、セキュリティ対応などです。
ただ、これらの費用は性質がバラバラなのに、「月額管理費」というひとつの言葉にまとめられてしまうことが多く、それが「何にお金を払っているのかわからない」というモヤモヤの原因になっています。
この記事では、ホームページの維持費を4つの種類に分けて整理しながら、どこまでを自社で対応できるのか、制作会社に依頼する場合はどのような費用が発生するのかを、できるだけわかりやすく解説します。
いろいろ吹っ飛ばして、とりあえず「サーフボードの考え」を見てみる▼

ホームページの維持費とは、ホームページをインターネット上で安全に公開し続けるために必要な費用のことです。
この記事では、維持費を次の4つに分けて考えます。
ホームページは、公開して終わりではありません。
インターネット上に公開している以上、サーバーやシステムの管理、セキュリティ対応、内容の更新などが必要になります。
特にWordPressなどのCMSを利用している場合は、定期的なアップデートや確認作業が欠かせません。

ホームページの維持費は、単なる「毎月の管理費」ではありません。
会社のホームページを安全に、正しく、長く使い続けるための費用です。
維持管理をせずに放置してしまうと、次のような問題が起こることがあります。
特に企業ホームページの場合、ホームページが見られない状態になると、信用にも関わります。
お客様が会社名で検索したときに、ホームページが表示されなかったり、警告が出たりすると、不安を感じられてしまう可能性があります。
つまり維持費は、ホームページを安定して使い続けるための「保険」のような役割もあります。
まずは、ホームページを公開し続けるために必ずかかる費用です。
この費用は、ホームページを更新するかどうかに関係なく発生します。
ホームページのデータを置いておく場所がサーバーです。
サーバーがなければ、ホームページをインターネット上に公開することはできません。
一般的な企業ホームページであれば、レンタルサーバーを利用するケースが多く、月額数百円〜数千円程度から利用できます。
ただし、サイトの規模、アクセス数、メール利用、セキュリティ要件、バックアップ機能などによって、必要なサーバーは変わります。
安さだけで選ぶと、表示速度が遅かったり、サポートが弱かったり、将来的な移行が必要になったりする場合もあります。
ドメインとは、ホームページの住所のようなものです。
たとえば、会社名が入った「○○○.co.jp」や「○○○.jp」などがドメインです。
ドメインは一度取得すれば終わりではなく、毎年更新費用がかかります。
更新を忘れると、ホームページが見られなくなったり、メールが使えなくなったりすることがあります。
会社のホームページでは、ドメインは非常に重要な資産です。
誰が管理しているのか、更新日はいつなのかを把握しておくことが大切です。
SSLとは、ホームページの通信を暗号化する仕組みです。
現在では、ホームページのURLが「https」ではじまるのが一般的です。
SSLが設定されていないと、ブラウザに「保護されていない通信」と表示されることがあります。
お客様に不安を与えないためにも、SSL対応はほぼ必須と考えてよいでしょう。
最近は、レンタルサーバーの無料SSLを利用できる場合も多くあります。
一方で、企業向けの有料SSL証明書を利用している場合は、年額費用や更新作業費が発生することもあります。
見落とされがちなのが、サーバー自体の「更新」にかかる費用です。
サーバーは何年も使っていると、古いプランのサービス終了、PHPなどのプログラムのバージョンアップ、セキュリティ基準の変更などにより、環境の切り替えが必要になることがあります。
このとき、単純にデータを移すだけでは済まず、新しい環境に合わせてホームページ側のプログラムを修正しなければならない場合があります。
「サーバーを更新するだけなのに、なぜ修正費がかかるの?」と感じられるかもしれませんが、家の建て替えにあわせて家具や配線を調整するようなもので、環境が変われば中身の調整も必要になるのです。
数年に一度発生する費用として、あらかじめ想定しておくと安心です。
次に、ホームページをトラブルから守るための費用です。
普段は目に見えにくい部分ですが、何かあったときに一番差が出るところです。
WordPressなどのCMSを使っている場合、定期的なメンテナンスが必要です。
WordPress本体、テーマ、プラグインにはアップデートがあります。
これらを古いまま放置すると、セキュリティ上のリスクが高まります。
ただし、アップデートすれば必ず安心というわけでもありません。
場合によっては、アップデートによって表示崩れや機能不具合が起きることもあります。
そのため、事前確認やバックアップを行ったうえで、慎重に対応する必要があります。
ホームページのデータやデータベースを定期的にバックアップしておくことも重要です。
万が一、サーバートラブル、操作ミス、改ざん、不具合が起きた場合でも、バックアップがあれば復旧できる可能性が高まります。
逆に、バックアップがないと、過去の状態に戻せなかったり、復旧に大きな時間と費用がかかったりすることがあります。
特に、お知らせやブログ、施工実績、商品情報などをCMSで更新している場合は、データベースのバックアップも重要です。
バックアップと似ていますが、少し違うのが「素材の保存」です。
ホームページには、公開されているデータのほかに、制作時に使った元データが存在します。
たとえば、加工前の写真、ロゴのデータ、デザインの元ファイル、バナーの編集データなどです。
これらが保存されていないと、「バナーの文字だけ直したい」「ロゴを別の場所でも使いたい」というときに、ゼロから作り直しになってしまうことがあります。
元データを誰が保管しているのかは、意外と見落とされやすいポイントです。
開発環境とは、公開中のホームページとは別に用意する「練習用・確認用のホームページ」のことです。
「同じものが2つあるなんて無駄では?」と思われるかもしれませんが、実はトラブルを防ぐうえで大きな役割があります。
たとえば、WordPressのアップデートをいきなり本番で行うと、表示崩れや不具合がそのままお客様の目に触れてしまいます。
開発環境があれば、アップデートや大きな修正、サーバー更新時の動作確認などを、公開中のホームページに影響を与えずに試すことができます。
いわば「本番の前に試せる場所」であり、ホームページが会社にとって重要であるほど、必要性が高くなります。
3つ目は、ホームページの内容を変えていくための費用です。
土台や保守の費用と違い、作業が発生したときに、作業量に応じてかかるのが特徴です。
ホームページの内容を変更する場合にも費用がかかることがあります。
たとえば、次のような作業です。
自社で更新できる仕組みがある場合は、簡単な更新は社内で対応できます。
一方で、デザイン調整やレイアウト変更、ページ追加などは制作会社に依頼するケースが多くなります。
ホームページを営業や採用に活用したい場合は、「維持する」だけでなく「良くしていく」ための費用も考えられます。
アクセス状況の確認、レポートの作成、内容の見直し提案などです。
すべての会社に必要というわけではありませんが、ホームページに成果を求める場合は、検討する価値のある費用です。
最後は、少しわかりにくい費用です。
ホームページの管理を制作会社などに任せ、日々の業務に専念するための費用です。
「保守」と混同されやすいのですが、性質が違うため、あえて分けて説明します。
ホームページには、サーバー会社、ドメイン管理会社、SSLの発行元など、複数の契約先が関わっています。
「メールが届かない」「ホームページが表示されない」といったトラブルが起きたとき、原因がどこにあるのかを切り分けて、必要な連絡や手続きを行う窓口が必要です。
制作会社が「一次受け」として窓口になっている場合、この体制を維持するための費用が管理費に含まれていることがあります。
何も起きていない月は「何もしてもらっていない」ように見えるかもしれませんが、いざというときにすぐ相談できる相手がいることには大きな価値があります。
また、契約情報や更新日、ログイン情報などを整理して管理しておくことも、この費用に含まれる大切な役割です。
実際にトラブルが発生した場合の調査や復旧作業の費用です。
月額費用の範囲内で対応してもらえる場合と、内容に応じて別途費用がかかる場合があります。
どこまでが月額に含まれるのかは、契約時に確認しておきたいポイントです。

維持費に関する悩みの多くは、じつは先ほどの「4つの費用」が区別されないまま契約していることから生まれます。
よくあるケースを見てみましょう。
ホームページの維持費でよくあるのが、「毎月払っているけれど、何をしてもらっているかわからない」という状態です。
サーバー代なのか、保守費なのか、更新作業費なのか、トラブル対応費なのかが曖昧なまま契約しているケースもあります。
維持費を考えるときは、金額だけでなく、4つの費用のうちどれが含まれているのかを確認することが大切です。
「毎月お金を払っているのだから、修正くらい無料でやってほしい」と感じたことがある方は多いかもしれません。
これは多くの場合、毎月支払っているのが「土台の費用」や「管理のための費用」で、「動かすための費用」は含まれていない、というすれ違いです。
作業量に応じて費用がかかること自体は自然なことです。
ただし、どこまでが月額費用に含まれていて、どこからが別料金なのかは、事前に確認しておく必要があります。
保守管理費を払っているのに、ページの追加やリニューアルなどの大きな作業で別途見積もりが出て、驚かれることがあります。
保守費用は「今の状態を安全に保つ」ための費用であり、「新しく作る・大きく変える」作業は別の費用、という考え方が一般的です。
「守るための費用」と「動かすための費用」は別物、と整理しておくと、契約内容が理解しやすくなります。
サーバーの更新や移行の際に、「ホームページの修正費が必要です」と言われて、疑問に感じるケースもあります。
これは、新しいサーバー環境ではプログラムのバージョンが変わるため、古いホームページがそのままでは正しく動かないことがあるからです。
特に、長く使っているホームページや、古いWordPressを使っている場合に起こりやすい費用です。
突然の出費に見えますが、放置するとセキュリティリスクが高まるため、必要なタイミングで対応しておくことが大切です。
「見えないところにお金がかかっている」と感じやすいのが開発環境です。た
しかに、更新頻度が低く、シンプルな構成のホームページであれば、開発環境を持たない選択もあります。
一方で、WordPressを使っている場合や、フォーム・予約などの機能がある場合は、本番でいきなり試すことのリスクが大きくなります。
「必要か・不要か」ではなく、「自社のホームページにとってトラブルがどれくらい困るか」で判断するのがおすすめです。
長く使っているホームページでは、ドメインやサーバーの管理情報がわからなくなっていることがあります。
過去の制作会社が管理していた、担当者が退職した、ログイン情報が不明、というケースもあります。
この状態だと、サーバー移行、SSL更新、メール設定、ホームページ改修などの際に困ることがあります。
ホームページの維持管理では、見た目の更新だけでなく、契約情報や管理情報を整理しておくことも重要です。
ホームページの内容を頻繁に更新しない場合でも、維持費が不要になるわけではありません。
「動かすための費用」はかからなくても、サーバー、ドメイン、SSL、セキュリティ、バックアップといった「土台の費用」や「守るための費用」は、更新頻度に関係なく必要です。
たとえば、何年も更新していないホームページでも、サーバー上では動き続けています。
古いCMSやプログラムを使っている場合は、むしろ放置することでリスクが高まることもあります。

ホームページの維持費は、車の維持費と少し似ていると考えています。
車に乗り続けるためには、車検や税金など、乗る頻度に関係なく必要になる費用があります。
ホームページも同じで、一度制作して公開すると、ドメインやサーバーなど、公開し続けるために必ず必要になる費用があります。
もちろん、どのサービスを使うか、どのようなホームページなのかによって金額は変わりますが、完全にゼロにすることはできません。
そのうえで、車の点検や整備をどこまで自分で行い、どこから専門業者に任せるのかによって費用が変わるように、ホームページもどこまで自社で対応し、どこから制作会社に任せるのかによって維持費は変わってきます。
自社でできることは、自社で対応したほうが費用を抑えられますし、制作会社に頼りすぎない運用ができるというメリットもあります。
一方で、中小企業ではWeb専任の部署や担当者がいるケースは決して多くありません。
総務や営業など、ほかの仕事と兼任しながらホームページを管理していることも多く、担当者だけが管理方法を把握している「属人化」の状態になってしまうこともあります。
だからこそ、すべてを自社で行う、すべてを制作会社に任せる、と決めるのではなく、自社の体制に合わせて役割を整理することが大切だと考えています。
また、サーバーやCMSなど、ホームページを動かしている環境についても、できるだけ適切な状態を保つことをおすすめしています。
特にセキュリティに関わるアップデートは、必要に応じて対応し、サーバーやPHP、CMSなどの環境全体についても定期的に見直しておくことが大切です。
もちろん、対応には費用がかかるため、すべてを常に最新にすることが難しい場合もあります。
それでも制作会社としては、長期間そのままにするのではなく、少なくとも数年に一度は、現在の環境で問題がないかを確認していただきたいと考えています。
古いシステムやプログラムを使い続けることで、不正アクセスを受けたり、情報を抜き取られたり、ホームページを改ざんされたりする可能性があります。
一度被害が起きると、自社だけでなく、お客様や取引先にも影響が及ぶことがあります。
さまざまな情報を扱うホームページだからこそ、「何か起きてから」ではなく、「何か起きる前」にできる対策をしておくことが大切だと考えています。
そしてサーフボードでは、ホームページの管理や更新が、お客様の本業の足かせになってほしくないと考えています。
自社で無理なくできることは自社で行い、負担になる部分は私たちに任せていただく。
そうすることで、お客様が本来の仕事に専念できる環境をつくることも、制作会社の役割のひとつだと思っています。
サーフボードでは、必要なときにご依頼いただくスポットでの更新対応を基本としていますが、ホームページの規模や目的、更新頻度、社内の体制に合わせて運用方法を一緒に考えることもできます。
たとえば、
といった形でも構いません。
「どこまで自社で行い、どこから任せるのがよいか」から、一緒に整理していければと考えています。
株式会社サーフボードは、福井で最も歴史のあるホームページ制作会社です。
1996年創業以来、ホームページ制作を一筋に800社以上のホームページやWEBシステムの構築をしてまいりました。
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